自然風景の写真を撮るのも好きですが、普段何気なく過ごしている街の日常風景を撮影するのも好きです。
カメラを持つと街の見方が変わります。休日はいつもカメラを持ち歩いており、街に買い物に出たついでに撮ったりします。
そんな街スナップにおいて、自分が撮影する上でのポイントをまとめてみました。一工夫すれば面白い表現ができるはずです。人とは違った面白い表現を一緒に目指していきましょう!
今回は以下の5項目について紹介します。
①路地裏での撮影
②人物をシルエットに
③リフレクション
④高い場所から撮ってみる
⑤スローシャッターでブラしてみる
①路地裏での撮影
路地裏には昔ながらの店やレトロな看板等ありますよね。
それを撮るのも楽しいですが、路地の中から横切る人を撮ってみてはいかがでしょう。
ポイント : 人物が跨いだ瞬間を狙う事。
普通に立っている姿では、あまり面白くないですよね。1歩跨いだ瞬間に撮りたいところ。
難しいようであれば、連写モードを使うのもアリ。
レトロな看板等と合わせて、ワンポイント入れる事で面白くなりませんか?
ただし、シャッターチャンスが来るまで待たなければいけませんし、その瞬間に反応できないといけないので集中力も必要です。
②人物をシルエットにする
人物を影(シルエット)にして撮る方法
ポイント : シルエットにするには特定の条件があります。
(1)逆光
(2)人物が暗い場所にいて、背景が明るいこと
主にこの2つかと思います。
街の中でも探せばこれらの条件に当てはまる場所はあるはずです。
時間によって太陽の位置が変わってきます。光を意識しながら是非見つけてください。
撮りやすいシチュエーションとしては、夜に店の明かりを利用する事でしょうか。
編集でコントラストを強めにするとよりシルエット感が出ます。
③リフレクション
窓や水面の写り込み、反射を撮る
ポイント : 街中においては、ショーウィンドウの写り込みなんかを利用すると面白いです。
水面の写り込みについては、風が強いと波ができるため反射しずらくなります。
④高い場所から撮ってみる
普段とは少し目線を変えてみましょう。歩道橋などから撮ってみると、新たな発見があるかもしれません。
ポイント :歩道橋やビル、観覧車など高い場所から見渡してみましょう
高い場所から撮った写真をミニチュア風に加工するのもオススメです。
⑤スローシャッターでブラしてみる
歩いている人などをブラして撮る
ブラして撮ることで躍動感も出るし、顔が写らないメリットもありますね。
ブログやSNS等にUPする場合、肖像権も考慮したいので、特に人の多い観光地などで役立てます。これは②(シルエット)にも言えることです。
あえてブラして撮るのも、表現として面白いですしね。
ポイント : 手振れしないようにしっかりカメラを構えること!
シャッタースピードは1/10くらいから歩く人をブラすことできます。
昼間の撮影ではNDフィルターが必須です。
星空など、長時間露光にもチャレンジしてみてください。
いかがでしょう。
自分の考えていることを整理する意味も込めてまとめてみました。
いつも目にしている街も、カメラを持つことで見方が変わってきますよね。
時にはシャッターチャンスが来るまで待つこともあります。
機材やテクニックより構図やアングルの方が大事だと思います。
創造力を働かせて様々なアイディアを持って撮ってみてください。